コストを甘く見てる人、多いと思います。いやほんとに、徹底的というほどこだわってる人は結構少ないと思います。
でもほんとに手数料とか、こだわったほうがいい点なんですよ。いやもうほんとうにまじめな話です。だから知っておきましょう。
コストで選ぼう
ETFは
通常の投資信託よりもコストが安い傾向にある
。ということが言えます。さらに付け加えると、
株式よりはコストが高い
、とも言えます。どのようなコストがかかるのでしょうか、見てみましょう。
三つのコストに気を付けよう
基本的に3つのコストがかかります。
- 買うとき
- 保有している間
- 売るとき
この3つです。
買うときと、売るときにコストがかかるのは、まあ納得できますね。
わたしたち
投資家がETFを買う時には、証券会社を通して注文を出しますから、証券会社にお駄賃を払わなくてはいけません。
向こうもお仕事ですから。それでは、保有している間にも、お金を払わなくてはいけないのはどうしてでしょうか。
正式には、
持っている間にかかるコストを信託報酬
と言います。信託報酬の文字を分解すると、意味が見えてきます。 『(運用者を)信じて(お金を)託すから(運用者に)報酬を払うよ』ということです。
つまり、
投資信託やETFでは、運用者なる者がいるので、その人にもお駄賃を払わなければいけない
、と言うことです。 ちなみに、株式では、自分で銘柄を選んで、自分のタイミングで売買するので、人件費はかかりません。<
/p>そのため信託報酬は存在しません。
コストの面では、ETFも株式に一歩及びません。
コストは非常に重要です。
なぜなら、コストは確実なマイナス材料だからです。 コストが高いから運用成績も高いということは、ありません。
正解は、コストが低いから、その分、実質的な運用成績が高い、です。
なぜか? それはETFが平均点だからです。
同じ平均点である以上、コストが安い方がマイナス材料が小さいのですから、実質的な運用成績が良いのは当然
です。