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円預金を多めに持つのも現実的な選択肢。投資リスク回避を考える。

円預金を多めに持つのも現実的な選択肢でしょう

為替リスクをとらずに安定性をめざしたい人には、キャッシュポジションを高めにする、というやり方もあります。

キャッシュポジションとは、資産に占める現金の割合のことです。

投資できるお金が仮に3000万円あったとしても、全額を米国株に投資するのではなく、一部は円預金のままキープする、ということです。

もし株価が年に10%下がったとすると、3000万円を全額投資していればマイナス300万円ですが、2000万円の投資ならマイナス200万円、1500万円の投資ならマイナス150万円に抑えられます。 投資できるのが3000万円なら、その全額を投資しようと思いがちですが、キャッシュポジションをとることで値動きを安定させることこともできるのです。

人によって差はありますが、1000万円を超えたあたりから資産の上下動が気になり始めます。 1億円を超えると何らかの資産分散をしている人が多いといえます。

投資額が1億円超になると、1日で数百万円の値動きが珍しくなくなるからです。 長期保有のスタンスで投資するなら、本来、一時的な値下がりは気にしなくてもいいですし、つねに値動きを見る必要もありません。

そう分かってはいても、投資額が大きくなると一時的にでもあまり大きく値動きするのはさすがに怖くなります。 私も資産がある程度増えてからは、分散を考えるようになりました。

個人差はありますが、投資額が100万円、200万円で外債や円に分散する必要性は低く、ある程度の額になってから、また年齢を重ねて安定性を重視するべき年代になったときに資産分散を考えればいいのではないでしょうか。

ちなみに、円預金でおいておくのが嫌なら、「個人向け国債」という選択肢もあります。 いろいろなタイプがありますが、「変動金利型10」というタイプなら、金利情勢に応じて金利が見直されるため、超低金利の時期に買っても将来、金利上昇の波に乗れる可能性があります。

10年満期ですが、1年経てば解約でき、利息の一部が引かれるものの、元本割れすることことはありません。 年0・05%の最低保証があり、証券会社などで1万円から購入可能です。

外債に比べると魅力は低いですが、為替変動のリスクをどうしても負いたくないならば、そういう選択肢もあるということです。